当製品は、気管・気管支に対する気道再建術の手術手技トレーニングが可能なドライラボ用モデルです。
場所を選ばず、実践的かつ容易に切開や縫合をトレーニングしていただけます。
※特許取得済み 第7280446号

【発明者】杏林大学医学部 
呼吸器・甲状腺外科学教室
主任教授 橋本 浩平先生

構成

  • 1

    気管支モデル

  • 2

    肺動脈モデル

  • 3

    術野BOX(支柱含む)

    ※縫合糸の固定が可能です

  • 4

    VATS・RATS用ポート孔パーツ

    ※VATS(胸腔鏡手術)およびRATS(ロボット支援下胸腔鏡手術)の内視鏡やロボットアームのポート孔を再現した着脱可能なパーツです

  • 5

    クリップ

    ※肺動脈モデルの基部固定に使用(末梢側は付属の安全ピンで固定)

モデルラインナップ

  • 気管・気管支形成トレーニングモデル_フルキット

    品番
    TBS-fullKit
    価格
    350,000円(税抜)
    385,000円(税込)
    セット
    ・気管支モデル
    ・肺動脈モデル
    ・術野BOX
    ・VATS・RATS用ポート孔パーツ
    ・クリップ
    ・専用プラダンケース
    素材
    【気管支モデル】軟質ウレタン
    【肺動脈モデル】軟質ウレタン
    納期
    約3週間

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    ※セット内容物は、単品での購入も可能です。

  • 気管支モデル

    品番
    TBS-TB
    価格
    85,000円(税抜)
    93,500円(税込)
    サイズ
    W115mm × D45mm × H185mm
    素材
    軟質ウレタン
    納期
    約2週間

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  • 肺動脈モデル

    品番
    TBS-PA
    価格
    35,000円(税抜)
    38,500円(税込)
    サイズ
    W130mm × D45mm × H55mm
    素材
    軟質ウレタン
    納期
    約2週間

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  • 術野ボックス

    品番
    TBS-BOX
    価格
    230,000円(税抜)
    253,000円(税込)
    サイズ
    W290mm × D250mm × H256mm
    納期
    約3週間

    ※術野ボックスには以下の部品が含まれます。
    術野BOX本体/支柱/VATS・RATS用ポート孔パーツ/クリップ/専用プラダンケース

    ※縫合糸や鋼製小物は別途ご用意ください。

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ロボット支援下手術(RATS)の
トレーニング動画

引用論文:
Hirata, Y., Hashimoto, K., Nozawa, T. et al. Surgical simulation of minimally invasive bronchial sleeve resection and reconstruction using interactive 3-dimensional airway models. Langenbecks Arch Surg 411, 110 (2026).
https://doi.org/10.1007/s00423-026-04005-6

特長

  1. 01

    実物大の解剖と
    リアルな吻合操作感

    CTデータをもとに、実物大の気管・気管支の解剖を再現しています。また、吻合可能な素材で構成されているため、生体に近い操作感を体感いただけます。

  2. 02

    実際の術野を再現した
    トレーニング環境

    付属の術野再現BOXにより、気管・気管支モデルを実際の術野に近い深さに固定できます。また、牽引用の糸を固定するスリットを配置し、実際の手術に近い環境で、より実践的な吻合トレーニングが可能です。

  3. 03

    開胸・VATS・RATS、さまざまなアプローチに対応

    従来の開胸手術に加え、胸腔鏡下手術(VATS)やロボット支援下手術(RATS)にも対応します。
    特に低侵襲気管支形成術では、大動物を用いたトレーニングの機会は非常に限られています。本モデルは生体組織を使用しないため、手術室に持ち込み、各病院の実際のVATSやRATSの機器を用いてトレーニングが可能です。
    さらにBOXの向きを変えることで、左右側臥位での気管支形成術に加え、仰臥位での頸部気管や気管分岐部形成など、さまざまな術式・体位を想定したトレーニングにも対応します。

  4. 04

    繰り返し使用でき、
    さまざまな形成術へ発展

    気管・気管支モデルは、一つのモデルの一割面あたり約10回の吻合トレーニングが可能です。さらに軟骨部分を切り進めることで、同じモデルを用いて追加のトレーニングを行うことができます。
    また、長期間保存しても変性しにくく、少なくとも1年間の保存実績があり、保管も容易です。そのため、一つのモデルを用いた継続的・反復的なトレーニングが可能です。気管支楔状切除、スリーブ切除、気管形成など、さまざまな形成術を想定して使用できます。さらに、オプションの肺動脈パーツを追加することで、気管支・肺動脈のダブルスリーブ肺切除術を想定した、より高度なトレーニングにも対応します。

  5. 05

    時間と場所を選ばない、
    日常的なトレーニングへ

    確かな手術技術を身につけるためには、反復したトレーニングが重要です。本モデルは特殊なトレーニング施設を必要とせず、各病院で手軽に使用できます。手術室での実践的なトレーニングはもちろん、日常の空いた時間にも練習することができます。忙しい修練医の皆様が、時間や場所に大きく制約されることなく、繰り返し練習できることも本モデルの大きな特長です。
    2026年にはVATSに加えてRATSによる気管支形成術も保険適用となり、低侵襲気管支形成術のさらなる普及が期待される一方、安全な導入と手技の標準化に向けたトレーニング環境の整備が重要な課題となっています。
    本モデルを繰り返し活用し、十分な技術的準備を行ったうえで実際の手術に臨むためのトレーニングツールとして、ぜひご活用ください。

気管・気管支形成トレーニング
モデル開発者のコメント

杏林大学医学部
呼吸器・
甲状腺外科学教室
主任教授 
橋本 浩平先生

気管・気管支形成術は、呼吸器外科の中でも高度な技術を要する手術ですが、症例数が限られているため、十分な修練機会を得ることは容易ではありません。特に胸腔鏡やロボットによる低侵襲気管支形成術が普及しつつある現在、安全な導入と手技の標準化を支えるトレーニング環境の整備がますます重要になっています。私たちがこの3D気道モデルを開発した目的は、特別な施設や限られた症例に依存することなく、日本全国の呼吸器外科医が、実際の手術に近い環境で気管・気管支形成術を繰り返し修練できる環境をつくることです。開発後も、開胸手術だけでなく胸腔鏡・ロボットへとトレーニング方法を発展させ、肺動脈モデルを組み合わせたダブルスリーブ手術や遠隔指導にも応用してきました。また、実際に修練医の気管支吻合技術が向上することも前向き研究で検証してきました。このモデルが、施設や地域を問わず、日本全国の気管・気管支形成術の修練環境を底上げし、次世代の呼吸器外科医の育成と、安全で質の高い気道外科手術の普及につながることを願っています。

関連論文

1.3D気管・気管支モデルの開発 JTCVS Techniques, 2022 論文ページ

2.ロボット支援下気管支形成術への応用 Annals of Thoracic Surgery Short Reports, 2023 論文ページ

3.3Dモデルを用いたロボット気管支吻合の遠隔指導(Remote Proctoring)JTCVS Techniques, 2025 論文ページ
※Top performing paper of AATS journals in 2025に選出された
https://www.aats.org/resources/aats-journals-webinar-top-2025-publications

4.3Dモデルを用いた気管支形成術トレーニングの多施設前向き研究 JTCVS Techniques, 2024 論文ページ
※2023年手術手技研究会指定研究賞を受賞された

5.気管支・肺動脈ダブルスリーブ手術トレーニングモデル JTCVS Techniques, 2024 論文ページ

6.3Dモデルを用いた気管・気管支形成術の患者に個別化したシミュレーション JTCVS Techniques, 2022 論文ページ

7.低侵襲(胸腔鏡・ロボット)アプローチでの気管支形成のトレーニング Langenbeck’s Archives of Surgery, 2026 論文ページ

カスタムモデルも
製作可能

ご要望に応じて、スタンダード臓器モデルをカスタマイズしたオーダーメイドモデルを製作することが可能です。狭窄など疾患の表現はもちろん素材の変更など、さまざまなご要望にお応えします。ご検討の方は、お問い合わせフォームよりご相談ください。