自由度の高い材料・
工法ソリューション

外観と機能性を兼ね備えた高品質モデルを短納期で製作可能。
多岐にわたる材料やものづくり技術の長所を総合的に組み合わせて、様々なご要望を実現します。

ご要望例

  • 高透明のモデルがほしい
  • 複雑形状の模型をつくりたい
  • 納期が非常にタイトだが依頼したい
  • 展示会用に一点物をつくりたい
  • 臓器の内腔形状を精密に再現したい
  • 機能性を兼ね備えたモデルがほしい
  • 生体に近似した柔らかい材料を希望
  • 様々な材質で少量ずつ試作したい

3Dプリンター技術
について

高精細な光造形機や、フィラメント溶解製法(FFF)の3Dプリンターなどを用いて、スピーディーに3Dモデルを製作します。
切削加工では表現できない、アンダーカットや中空などの複雑な形状も立体造形が可能です。また急な設計変更があった場合でもすぐに造形ができるため、3Dプリンターを利用することで製作期間の短縮につながります。
透明モデルをご希望の場合は、製造過程でモデル表面に発生する積層痕を手仕上げで研磨した後にクリア塗装を施すことで、高い透明度のモデルに仕上げます。

3Dプリント技術のメリット

  • 短納期
  • 透明度の高いモデルを製作できる
  • 高靭性の硬質樹脂が豊富
  • 表面処理加工との組み合わせにより、ハイクオリティなモデル製作が可能

透明度比較表

光造形機を用いる場合は、研磨やクリア塗装などの仕上げのグレードによって透明度を変えることができます。お客様のご使用用途やご希望納期に合わせてご提案いたします。

透明度比較表の画像

大動脈弓部モデルでの比較

大動脈弓部モデルの透明度比較画像

注型技術について

注型は、型に樹脂を流し込んで成形する技術です。臓器を模したやわらかい樹脂から硬い樹脂まで、型に流す樹脂を変えることで、様々なモデルを一つの型で製作できることが特徴です。
モデル内腔を精密に再現する特殊技術で、外観だけでなく内側もリアルで高品質なモデルをご提供します。
目的やご予算に応じて、3Dプリント品と注型品を組み合わせたハイブリッドな仕様もご提案しております。いずれも社内で一貫して対応できるため、スピーディーなものづくりに自信があります。

注型技術のメリット

  • 生体に近いやわらかさの材料で成形ができる
  • 型を使用した工法のため、同一仕様の複製や、材料違いでの成形が可能
  • 軟質、硬質、透明、有色など幅広い材料を選択できる

注型用材料一覧

軟質樹脂

人肌ウレタン 超低硬度/人肌に近いやわらかさ/有色/硬度選択可能
透明ウレタン 超低硬度/高透明/硬さの調節が可能
Aquain Gel® 水を主成分(約70%含有)とした高分子ハイドロゲル
AquainGel®について
ゴムライク 透明/有色/硬度20~90度まで選択可能
シリコン 高透明/有色

硬質樹脂

・ABSライク
折れにくく汎用ABSに近い物性
・PPライク
PEやPPの成型品に近い物性
・アクリルライク
高透明
・高耐熱性樹脂
アニール処理を施すことで約200度まで耐熱
・難燃グレード樹脂
UL94規格V-0相当

※注型樹脂は着色・調色が可能です。 また上記以外にも、お客様ご指定材料での注型も承ります。 成形が難しい材料もございますので、詳しくはお問合せ下さい。

その他加工技術について

切削加工サービス

モデルを使用する際に付随して必要となる、水槽や台座、治具の製作では、樹脂や金属の切削加工も行っております。
【例】
 ・アクリル・POM・ABSなどの樹脂材
 ・ステンレス・アルミなどの金属
注型品や3Dプリント品だけでなく、切削品もあわせた総合的なモデルプロデュースが可能です。

塗装・加飾サービス

美観性や機能性向上のため、モデルの表面処理や塗装を行っております。ご要望に応じた、微細な色味の調整も可能です。お気軽にご相談ください。